片山晋呉は何をしたのか?【過去にも騒動】プロアマ戦に出場するには

2018年6月12日

日本ゴルフツアー機構(JGTO)は、5月30日の日本ツアー選手権森ビル杯のプロアマ戦で、片山晋呉選手が招待客に対し、不愉快な思いをさせ、プレーを断念させたことを公表しました。

JGTOは事情聴取を済ませ、調査委員会を設置して、6月中に懲戒・制裁委員会を開催して処分を決定する方針です。

片山 晋呉(かたやま しんご)

生年月日 1973年(昭和48年)1月31日
年齢 2018年6月現在、45歳
出身地 茨城県下館市(現・筑西市)
高校 水城高等学校
大学 日本大学
身長 171 cm
体重 73 kg

片山晋呉プロの父親は、ゴルフ場経営者。

その父の影響でゴルフを始め、5歳でラウンドデビューします。

 

アマチュア時代から、日本オープン選手権・ベストアマチュア賞、日本学生ゴルフ選手権競技優勝などトップアマとして活躍していました。

1995年にプロゴルファーテストに合格。

ティーチングプロの江連忠氏の指導で実力を伸ばします。

カウボーイハットがトレードマークで、アメリカでは「カウボーイ・シンゴ」と呼ばれていました。

 

最も輝かしい戦績は、2009年のマスターズ・トーナメント

10アンダーで、首位と2打差の4位となる快挙を演じます。

これは、日本選手としては伊沢利光(2001年)と同じ最高順位。

優勝選手との差では、史上最も優勝に近づいたものでした。

 

主な成績

海外メジャー

マスターズ 4位(2009年)
全米オープン 35位(2002年)
全英オープン 34位(2003年)
PGA選手権 4位タイ(2001年)

日本国内ツアー

優勝回数 28回(永久シード)
賞金王 5回(2000年、2004年、2005年、2006年、2008年)
日本オープン優勝 2回(2005年、2008年)
日本プロゴルフ選手権優勝 2回(2003年、2008年)
日本ゴルフツアー選手権優勝 1回(2007年)
ゴルフ日本シリーズ優勝 2回(2000年、2002年)

 

片山プロは何をやったのか

詳しい情報は断片的にしか入ってきませんが

ポケットに手を入れたまま話をする。

グリーン上で客のライン読みよりも、自身の練習の方を優先した。

 

片山プロと同組だった森ビルの招待客は、この態度に激怒して、わずか3ホールでプレーを中断して帰りました。

事情を知らない人にとっては「その程度?」と思うかもしれません。

 

ネット上では

「暴言を吐いたのでは?」

「ミスショットを笑ったんじゃねえの?」

などの声がありますが、プロアマ戦の意義を知れば、これだけでも十分な失礼な行為です。

 

プロアマ戦とは

プロゴルフトーナメントは、それぞれが独立した興行です。

主催者やスポンサーの企業名や製品名が大会の冠につけられ、スポンサー企業の広告宣伝につながるものです。

したがって、大会の入場者数やテレビでの視聴率が重要なのですが、実は主催者にとって「プロアマ戦」の成功はトーナメントを開催するうえで、非常に重要なのです。

 

簡単に言えば、プロアマ戦はプロゴルファーによるスポンサーの接待です。

一般企業でお得意様を接待するのと同じ。

 

そして、プロアマに出場するプロは男女とも前年度の賞金ランキング上位と、主催者推薦で選ばれた選手。

主催者推薦されるプロの選出基準は、接待される側に人気のある選手。

つまり、「大切なお客様の接待をお願いしたい」ということです。

 

男子プロよりも女子プロが人気

接待される側は男性が多いので、実はプロアマ戦は女子プロの方が人気なのです。

そりゃあ、いかつい男子プロよりもミニスカートはいた若い女の子の方が一緒にラウンドしていて楽しいですよね。

それ以外にも、男子プロとアマでは力量差、特に飛距離の差が大きすぎるので、接待としては難しい面もあります。

 

言うまでもなくプロはバックティーからティーショットを打ちます。

女子プロであれば同じティーから打っても、ある程度力のあるアマならば大きな差はでませんが、男子プロがアマと同じティーから打つわけにはいきません。

 

ラウンドしていて同伴者と最も気軽に会話を楽しめるのは、ティーショットの待ち時間ですよね。

フェアウエーではアマは曲げるのでラフから打つことが多いし、グリーンではパッティングの邪魔になるようなことはできない。

 

大会によっては、少しでも会話が増えるような工夫を主催者がしていますが、女子プロとのプロアマ戦と比べて、男子プロとは会話が少なくなるのです。

そんな中で、男子とのプロアマ戦は、プロのショットを間近で見られるとともに、プロからのレッスンも大きな楽しみです。

 

ポケットに手を入れたまま話をする。

グリーン上で客のライン読みよりも、自身の練習の方を優先した。

これは十分に失礼な行為なのです。

 

実は以前から、「プロアマで、男子プロたちは感謝やホスピタリティーの気持ちが足りないのではないか」という声はありました。

「プロアマの最中に平然と自分の練習をやる」

「お客さんとの会話そっちのけでコースチェックをする」

「同行するマネジャー、トレーナーばかりと話す」

今回の片山プロと同じですね。

 

女子プロのトーナメントは若手の台頭によって盛況です。

2018年も38試合が開催予定で、賞金総額は37億2500万円。

6年連続で過去最高額を更新しています。

 

それに比べて男子プロのトーナメントは、昨年から1試合減の25試合。

危機感を強める男子プロは、「スポンサーに喜んでもらうためには何が必要か」を検討した結論が

「プロアマの満足度を高める」

 

表彰式やパーティーもお客さんとのコミュニケーションを重視したものになってきています。

そんな協会の方針に反する片山プロの行為に対して、何らかの思い懲罰が下されるものと思われます。

 

プロにとってのメリット

プロアマ戦を欠場すると、理由を問わず本戦に出場できないルールです。

スポンサーは大事ですが、プロにとって最も大事なのはトーナメントでの成績。

本大会を直前に控えてプロにメリットはあるのでしょうか?

 

プロアマに出場するプロは通常は40名。

木曜日からトーナメントが始まる前日の水曜日にプロアマ戦は行われます。

トーナメントに出場するプロは、本番を前にコースを回りながらコースレイアウトやラフの深さやグリーンの状態をチェックしたい。

 

しかし、水曜日にコースを回ることが出来るのはプロアマ戦に出場するプロだけなのです。

アマと回るということはトーナメントよりも時間的にも余裕がありますので、時間をかけながらコースの最終チェックが出来るというメリットがプロにもあります。

 

しかし、それを優先させすぎてしまうと、今回の片山プロのようなことが起こるのですね。

 

プロアマ戦の出場するには

一般のアマチュアゴルファーがプロアマ戦に出場するにはどうすればいいのか?

出場するほとんどは主催者の関係者ですので、スポンサーとの関係があれば可能性はありますが、非常に狭き門です。

トーナメントによっては、一部を公募で募集することもあるので、応募してみるのも手でしょう。

しかし、多くの人たちの目の前でトッププロとラウンドするというプレッシャーも相当なものだと思いますけどね。

片山プロの過去の不祥事

事件を起こした片山プロですが、2008年にも騒動を引き起こしていました。

前年から背筋痛に悩んでいた片山晋呉プロは、世界最古のメジャー大会である全英オープンへの出場権がありながら欠場を表明します。

体調によるものならばやむを得ないところでしょうが。。。

全英オープン開幕が7月17日。

その2週間前の日本ゴルフツアー選手権には出場。

この大会は前年に優勝して、連覇がかかる大会で、片山晋呉プロは永久シード権獲得となる通算25勝にあと1勝と迫っていました。

 

どの大会に出場するのか、それを選ぶ権利はプロ自身にあるのは当然です。

しかし、世界最古のメジャー大会を辞退しながら、永久シード権獲得のために国内ツアーに出場した片山プロの行為に対して、全英オープン主催者は、日本ツアー出場枠の削減を示唆。

国内ツアーを優先するのならば、出場枠は減らすよということです。

 

JGTO会長

「非常に恥ずかしい思いをした」

青木功プロ

「われわれがつくった地盤を壊す選手がいて困る」

 

当時から自分ファーストの精神だったということでしょうか?

 

合わせてお読みください

片山晋呉プロを擁護する意見【プロアマ騒動】

片山晋呉プロの過去の悪評【直接謝罪】


 

 

ネットでの反応


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