内田、井上をあえて擁護してみた【会見での矛盾点】常務理事復帰はあるのか?

2018年5月27日

内田前監督と井上前コーチの記者会見が行われ、疑惑が払しょくされるどころか、さらに真相追及を求める声が盛り上がっています。

そこで、内田前監督と井上コーチを批判する声は世間に充満していますので、あえてこの2人を擁護する立場に立ってみました。

※あくまでも「あえて」です。両者の擁護派ではありません。

 

宮川選手の将来に期待していた内田と井上

内田前監督が、宮川選手の実力を認め、その将来性を買っていたこと。

そして、宮川選手の練習態度に問題点を見つけて、干していたことは事実でしょう。

 

そして、そんな選手に対して

「やる気がない、もう試合には出さない」

という厳しい言葉を投げかけることは、中学や高校でも、厳しい運動部であればよくあることです。

 

宮川選手は日大に入学後、その厳しい練習のために

「好きだったフットボールが楽しくなくなっていた」

と言っていますので、そんな気持ちが集中力を欠いた練習態度として表れていたのかもしれません。

 

そして、井上コーチは、高校時代から面倒を見て、学生日本代表にまでになった宮川選手には特に目をかけていたのでしょう。

そのため、宮川選手の変化に誰よりも敏感であった。

そこでじっくりと話を聞いて、彼自身がもう一度フットボールに前向きに迎えるようにできればよかったのでしょうが、逆に追い込むことで彼を変えさせようとした。

 

その手法自体の是非についての議論はあるものの、日本の部活動文化の中では特段に珍しいものではありません。

そんな中で、

「1プレー目で相手のQBを潰すなら、宮川を試合に出してやる」

内田前監督、井上コーチともにこのやり取りは否定していますが、おそらくこのやり取りはあったのでしょう。

 

昨日の会見で、この内容を「監督から言われたのか」という質問に、井上コーチは明らかに動揺し、「言われていません」と答えることを躊躇している様子が見て取れました。

 

そして、両者の言い分が食い違う、試合前の宮川選手の監督への直訴

「相手のQBを1プレー目で潰すので、試合に出してください」

 

そこで内田前監督は

「やらなきゃ意味ないよ」

宮川選手は明言していますが、内田前監督は宮川選手の言葉は何を言っているのかよく聞き取れなかった。

そして、「やらなきゃ意味ないよ」とは言っていないと主張。

 

おそらく、その会話はあったのでしょう。

試合の前に干していた主力メンバーが監督に直接何事か言いに来た。

聞き取れなかったのであれば、何を言いたいのか確認するのが普通ではないでしょうから。

 

しかし、その時に周りに人がいなければそれを証明することは出来ない。

そして、宮川選手の言葉を聞き取れなかった逃げることで、宮川選手が嘘を言っているということにもならない、巧妙な手口です。

おそらく内田前監督にも、井上前コーチにも、直接的な指示はしていないまでも、宮川選手が反則を覚悟で突っ込むであろうことは十分に理解していたのでしょう。

 

そのうえで、「反則はするな」と言わずに放置をしたのは、相手QBがケガをしてもかまわないと考えていた。

 

しかし、

「宮川選手を成長させるため」

という言葉には一切の嘘偽りはない。

 

そのためにどんな言葉をかけて、指導をするのかが指導者の力量なのですが、おそらくはこれまでにも同じようなことがあり、その指導で成功体験があったのではないでしょうか?

 

会見での戦略

会見を通して感じたのは、基本的な戦略として

「怪我をさせる意図」はあったとは絶対に認めない

そのうえで、世論の逆風を意識して、

宮川選手のことを悪く言わない

自分たちの責任だったことを強調する

 

具体的には

宮川選手が言ったことを否定はしない

その上で、

聞き取れなかった

真意が伝わらなかった

ということにする。

そうすることで宮川選手が「絶対に言っています」と反論をされても逃げることが出来ます。

 

もう1つ

自分たちが言ったことで都合が悪いことは、「言っていない」と主張する

これは宮川選手が「確かに聞きました」と反論をしても、聞き間違え、勘違いということで処理しようとしたのでしょう。

最終的には「覚えていない」という逃げ方も可能です。

 

内田前監督の

「やらなきゃ意味ないよ」

これは内田前監督が、宮川選手の意図を理解していたことを証明する言葉です。

絶対に認めるわけにいきません。

 

井上前コーチの

「秋の対戦で得だ」

「定期戦がなくなってもいい」

これは、井上前コーチが「怪我をさせろ」という意図を持って指示していたことを証明する言葉です。

絶対に認めるわけにはいきません。

 

聞いてほしかった質問

会見全体を通してみた場合、もう少し突っ込んで欲しかったという質問は

「代表に行っちゃだめだよ」

この言葉に対して、「あの時点で、まだ代表は辞退していなかった」と意味不明な回答をしていました。

ここは突っ込みどころだろう!と思ったのは私だけではないでしょう。

 

一方で、残念だったのは

内田前監督の

「相手のことを考える必要はない」

井上前コーチの

「相手に悪いと思ったんだろ」

この言葉に対する質問がなかったのは不思議でした。

 

内田前監督、井上前コーチの今後

内田前監督は、常任理事の職を一時停止。

しかし、第三者委員会の捜査の結果を踏まえて大学の判断に従うとの意向です。

つまり、第三者委員会の結論によっては、常務理事の職に復帰するという可能性は十分にあります。

第三者委員会の構成メンバーに大きくかかわります。

 

井上前コーチは、コーチを辞任。

ということは、日大の職員としては留まるのでしょう。

日大豊山高校の監督はさすがに続けることは難しいと思いますが、違法性が証明されない限り、職員としてのクビにすることは事実上難しいでしょう。

今後は、関西学院大学と被害選手の反応と、刑事告訴された警察の捜査に注目が集まります。

 
 

関連記事

内田正人監督の辞任は?【日大フェニックス廃部の危機】田中理事長は決断できるのか

日本大学が関西学院大学に回答【コーチが届けるのが誠意?】悪質タックル事件の謝罪

第2第3腰椎棘間靱帯損傷とは【悪質タックル被害QB・後遺症の心配はなし】

日本大学回答全文【内田監督の反省なし!】関西学院大学は納得できず(記者会見質疑)

日大に過去にも悪質タックルの可能性?【納得できない回答】

内田監督が過去にも悪質タックルを指示【関西学院大学は狙われていた】

内田監督謝罪【監督の指示と証言】クーデター計画・院政の可能性は?

内田監督辞任で問題は終わらない【選手の声が次々と】

日大退場選手を労う?慰める場面【動画】内田常務理事の解任は?

奥野康俊の議員歴【悪質タックル事件被害選手の父】記者会見全文

日大教職員の声明全文【真相究明なるか】

加害選手記者会見【代理人は弁護士?】真相は語られるのか

井上奨コーチの発案か?【ゲイビデオ出演の過去】日大豊山高校監督兼任

内田前監督、井内コーチ会見・一問一答全文

内田常務理事は田中理事長の操り人形【井ノ口忠男・橋本稔子・田中優子の存在の大きさ】

 


PAGE TOP