井上奨コーチの発案か?【日大豊山高校監督兼任】

2018年6月2日

「悪質タックル事件」の加害者である日本大学・宮川泰介選手が記者会見を開き、すべてを明らかにしました。

記者会見で注目はもちろん、監督の指示があったのかどうかですが、同時に反則タックルをするように後押ししたコーチの存在も注目されていました。

そこで飛び出したのが「井上コーチ」という名前。

話をよくよく聞くと、このコーチは監督の意向を選手に伝えるためのメッセンジャーの役割に留まらず、自らが反則行為をすすめていたもう一人の主役ともいうべき存在であることが分かりました。

 

井上 奨(いのうえ つとむ)

生まれ 1988年(昭和63年)
年齢 30歳
所属 日大スポーツ科学部

日大フェニックスのコーチとともに、系列の日大豊山高校のアメリカンフットボール部監督も兼任しています。

日本大学豊山高校
東京都文京区大塚5丁目40 文京区大塚5丁目40番10号

1903年(明治36年)11月創立の、日本大学の系列校で唯一の男子校。

全国レベルの運動部が多く、全国大会へも数多く出場している。

アメリカンフットボール部は、CROWSの愛称で活動しています。

 

会見の内容

春のオープン戦2試合に先発で出場していた宮川選手ですが、関西学院大学との試合を控えた5月3日

「宮川はやる気がない」

と部員全員の前で監督から名指しで叱責をされます。

「試合には出さない」

スポーツ選手にとってこれ以上、きつい言葉はありません。

大学生ですので、メンタルによって練習中のパフォーマンスが上下して、はた目にはやる気がないように見えてしまうことはよくあることです。

 

そのうえ、内田監督から

「日本代表に行っちゃだめだよ」

すでに選出されていた大学生の日本選抜への招集を辞退するように言い渡されます。

対等な関係ならば「なぜですか!」と言いたいことろでしょうが、日大の監督と選手の関係は、そんなことをいえるような関係ではなく、従わざるを得ませんでした。

 

ここで登場するのが、井上コーチ

「監督が、最初のプレーで相手のクォーターバックを潰すなら出してもいいといっている」

と宮川選手に伝えます。

さらに信じがたい言葉が続きます

「関学のQBは知り合いか?

関学との定期戦なんか無くなってもいい。

ここでQBをケガさせれば、秋の対戦のときに得だろ?」

 

つまり、大学日本一決定戦・甲子園ボウルで有利に進めるために相手QBを春の段階でつぶしてしまおうということです。

 

その後も、

「おまえ自身が変わらなきゃ、試合には出さない」

「最初のプレーで、相手のQBを潰すので試合に出してくださいと、監督にいってこい」

と宮川選手を追い込みます。

 

そして迎えた試合当日

メンバー表に自分の名前がないことを確認した宮川選手に井上コーチは宮川選手に対して

「相手のQBを壊すので試合に出してくださいといってこい」

と背中を押された宮川選手は、監督の元へ。

 

内田監督は、宮川選手の言葉を聞くと

「やれなきゃ意味がないよ」

ここで、あの反則タックルが決まったのです。

 

さらに、試合直前には井上コーチから

「やれませんでしたじゃ済まされないぞ」

と念押しをされてフィールドに出た宮川選手。

 

その後のことはすでに報道されている通り

 

退場になったプレーも、動画を見ると自分を見失ってしまったように見えますが、

ここで向かっていかなかったら「闘志が足りない、中途半端だ!」と言われると思って意図的に向かっていったのだといいます

 

退場となり、サイドラインから負傷者テントに下がって号泣していたということです。

この場面は、当日グランドにいた報道陣にも目撃されています。

 

その後、問題が大きくなって「もうフットボールを続けることは出来ない」

と思い悩んだ宮川選手は内田監督にそのことを伝えました。

内田監督は

「お前の罰は、ペナルティーを受けて終わった。

みんな監督を叩きたいだけだ。

お前が辞めることはない」

しかし、その後の内田監督の態度もすでに報じられている通りです。

 

思い悩んで、今日の会見となったのでした。

 

井上奨コーチは宮川選手の恩師

内田監督への風当たりは当然強いものがありますが、ここにきてクローズアップされた井上奨コーチ

日大コーチと日大豊山の監督を兼任していますが、加害選手の宮川選手の出身校がその日大豊山高校です。

井上コーチが日大豊山の監督となったのは宮川選手が高校2年生の時。

つまり、高校時代の恩師に当たるわけです。

これは逆らえませんよね。

 

しかし、その恩師がフットボールの世界にいられなくなるほどに教え子を追い込んでしまうとは。。

 

いずれにしても間違いなく田中派であり、内田派の井上コーチ。

自分を守ってくれた恩義を感じて、汚れ役を買って出たのか?

はたまた本当の黒幕は誰なのでしょうか?

 

内田常務理事の責任は

井上コーチという新たな人物の登場に色めき立つメディアですが、

一番の注目だった「監督の指示」については、全てを正直に話してくれてもまだはっきりとしません。

どのメディアも「やはり監督の指示はあった!」と報じていますが、

宮川選手が直接聞いた内田監督の言葉は

「やれなきゃ意味がないよ」

この一言だけ。

 

ほとんどは井上コーチとのやり取りなので、内田監督が会見で主張したように

「選手の受け取り方との乖離があった」

と逃げられる可能性もあります。

つまり、「潰すくらいの覚悟でプレーをしない」という意味で言ったと。

 

また、井上コーチが内田監督を守るために、「自分が発案した」と言う可能性も残されています。

もちろん、本当に井上コーチの発案だったという可能性も。

 

こうなると井上コーチを言葉を聞きたいところですが、それは難しいのでしょうか?

今後に注目です。

 

関連記事

内田正人監督の辞任は?【日大フェニックス廃部の危機】田中理事長は決断できるのか

日本大学が関西学院大学に回答【コーチが届けるのが誠意?】悪質タックル事件の謝罪

第2第3腰椎棘間靱帯損傷とは【悪質タックル被害QB・後遺症の心配はなし】

日本大学回答全文【内田監督の反省なし!】関西学院大学は納得できず(記者会見質疑)

日大に過去にも悪質タックルの可能性?【納得できない回答】

内田監督が過去にも悪質タックルを指示【関西学院大学は狙われていた】

内田監督謝罪【監督の指示と証言】クーデター計画・院政の可能性は?

内田監督辞任で問題は終わらない【選手の声が次々と】

日大退場選手を労う?慰める場面【動画】内田常務理事の解任は?

奥野康俊の議員歴【悪質タックル事件被害選手の父】記者会見全文

日大教職員の声明全文【真相究明なるか】

加害選手記者会見【代理人は弁護士?】真相は語られるのか

内田前監督、井内コーチ会見・一問一答全文

内田、井上をあえて擁護してみた【会見での矛盾点】常務理事復帰はあるのか?

内田常務理事は田中理事長の操り人形【井ノ口忠男・橋本稔子・田中優子の存在の大きさ】

 

ネットでの反応

逃げ隠れする監督と違って、学生の身ながらあえて実名で顔をさらして記者会見で真実を話した宮川選手には、好意的なコメントが多いようです。

反面、井上コーチへの批判が凄いことに。

宮川選手が、もうアメフトをやらないという言葉に対しても心配する声が


PAGE TOP