内田監督謝罪【監督の指示と証言】クーデター計画・院政の可能性は?

2018年7月17日

悪質タックル問題で、日大が提出した回答に関西学院大学が不満を表明したことを受けて、日大企画広報部は、日大アメリカンフットボール部の加藤直人部長名で談話を発表しました。

 平成30年5月6日に行われました定期戦において発生した弊部選手の反則行為について、現状を報告いたします。

 まず、第一に、今回負傷された関西学院大学アメリカンフットボール部選手並びに保護者の方にお見舞い申し上げますとともに心より謝罪いたします。

 そして、一日も早い回復をお祈り申し上げます。

 また、ご迷惑をおかけしました関西学院大学アメリカンフットボール部関係者の皆様にも併せて深くお詫び申し上げます。

 関西学院大学アメリカンフットボール部へ提出しました回答書にも記載しておりますが、弊部の指導方針は、ルールに基づいた「厳しさ」を求めるものであります。

 今回、指導者による指導と選手の受け取り方に乖離が起きていたことが問題の本質と認識しており、指導方法に関し、深く反省しております。

 弊部において現在、関西学院大学アメリカンフットボール部から求められました事項等の確認作業及び再発防止策の策定を行っておりますが、当該選手本人を含め関係者全員からの聞き取りなどが完了しておりません。

 早急に作業を進め平成30年5月24日(木)を目途に関西学院大学アメリカンフットボール部へ回答する予定です。

 なお、近日中に、弊部責任者が負傷された選手及び保護者の方並びに関西学院大学アメリカンフットボール部へお伺いし、謝罪させていただく所存です。

 日本大学保健体育審議会アメリカンフットボール部

     部長 加藤直人

 

被害選手と両親は納得するのか

この期に及んでもまだ

指導者による指導と選手の受け取り方に乖離が起きていたことが問題の本質と認識しており、指導方法に関し、深く反省しております。

つまり、意図的な悪質プレーではなかった、監督からの指示ではなく選手が個人の判断で行ったプレーであるという立場を崩していません。

この見解についてはすでに関西学院大学側からも否定されており、反則後の選手への労うような接し方などから見ても、到底納得できないと断定されています。

 

この結論をもって、被害選手とその保護者へ謝罪に行ったところで、受け入れてもらえるものではないと思います。

下手をすれば火に油を注ぐことにもなりかねないのではないでしょうか。

 

日大は真相を解明する気持ちがあるのか?

弊部において現在、関西学院大学アメリカンフットボール部から求められました事項等の確認作業及び再発防止策の策定を行っておりますが、当該選手本人を含め関係者全員からの聞き取りなどが完了しておりません。

事件から10日以上たったというのに、まだ聞き取りが完了していないというのはどういうことなのでしょうか?

 

聞き取り調査を拒否していたものがいたのか

あるいは

聞き取り調査をするつもりがなかったのか

 

それ以外に、大学の運動部内という極めて狭い範囲での聞き取りが、これだけの時間をかけても完了しないということはあり得ないのではないでしょうか。

 

関西学院大学の記者会見が17日の昼に行われ、このニュースが流れたのが、同じ日の夜。

回答に対する関西学院大学の反応が非常に厳しいもので、世論も関西学院大学を圧倒的に支持。

日大に対するバッシングが止まらないことを受けて、急遽発表したのか、あるいは初めから関西学院大学の反応と世論の動向を見たうえで予定されていたことだったのか。

内田監督と加藤部長の了解を取る必要があることを考えると、後者ではないのかと推測されます。

 

監督からの指示を選手が証言

公式なコメントはないものの、ここに来て日大アメフト部の選手から、監督の指示によって反則プレーを強要されたという証言が出てきています。

 

「最初のプレーでQBを潰してこい」

「やるなら試合に出してやる」

 

反則タックルをした選手は、下級生のころからずっとレギュラーで出場して、大学生日本代表にまで選ばれる実力者ながら、最近は精神面の弱さを指摘されて干されていたといいます。

「試合に出たいならやれ」

とまで言われて、もう選択の余地はなくなったのでしょう。

拒否をすれば卒業まで、もうフィールドに立つことは出来なくなることはわかっていますからね。

 

コーチも念押しで指示

さらに驚くべきことに、この監督の指示に対してコーチが再度

「やらないなんてありえないからな」

と念押しの指示までしていたということです。

これが事実であれば、そのコーチの特定も必要です。

 

反則タックルを行った選手の現在

既に退部をしたという報道も一部にはありましたが、まだ部に在籍しているようです。

「『監督の言う通りにしたのに、自分のせいにされてすごいショック』とふさぎこんでいる。部を辞めたいとも言っている」

というコメントも報道で流れています。

 

もし、監督の指示が本当であるならば一番の被害者はこの選手なのかもしれません。

もちろん大学生とはいえ、、3回生ですでに成人しているのですから、自分の行ったことに責任を持つべきです。

しかし、日大アメフト部という極度に厳しい上下関係のある環境で、前述のような状態に置かれた選手が、監督の指示に従わなければアメフト部を退部、あるいは大学を退学するほどの覚悟が必要だったことは想像に難くありません。

 

傷害罪での告訴はあるのか

ちまたでは、告訴してはどうかという意見も多くみられます。

もし告訴するとした場合、その罪状としては

傷害罪

15年以下の懲役又は50万円以下の罰金

 

実際問題としてはスポーツの試合中の出来事ですので、明確に怪我をさせる意図をもってプレーしたこと。

あるいは、明確に怪我をさせる意図をもって監督が指示をしたということを裁判で証明することは難しいのではないでしょうか。

回答書にあるように「選手が違う意味に受け取った」という主張を覆すだけの証言がとれるのでしょうか?

 

ちなみに、監督の指示によって傷害を負わせたという場合

指示をしたものは「教唆罪」に問われます。

教唆罪は、実際に傷害を負わせた正犯と同等の罪として裁かれることになります。

 

内田監督へのクーデター計画

すでに一部の部員、OBの間では、このままでは本当に日大フェニックスの解体、廃部という最悪の事態にまで発展しかねないということで、内田監督を辞任に追い込もうという動きもあると噂されています。

しかし、このクーデター計画が成功するためには、内田監督が日大ナンバー2といわれるだけに、それに対抗しうるくらいの大きな力が必要です。

普通に考えると難しいかもしれませんが、世論は既に完全に内田監督の辞任は、この問題の解決への最低条件というムードになっています

 

おそらく監督の罪に居座ったところで、試合をしてくれるチームもないというところにまで追い込まれているので、あとは時期の問題だけで監督の辞任は間違いないものと思われます。

最悪、反則の指示は認めないで「世間を騒がせた責任を取る」ということで逃げる可能性もあると思われます。

 

内田院政の可能性

内田監督が辞任をすれば日大フェニックスは救われるのかといえば、事はそう簡単ではありません。

法を犯したわけではないので、おそらくは日大の常務理事の座も辞するということはないでしょう。

理事長がこの騒動の責任を取って辞めるというような事態にまで発展しない限りは、日大のナンバー2の座はそのまま残る可能性はあります。

 

そうなると、監督の座は退いたものの、子飼いを監督に据えて院政を敷くという可能性も十分に考えられます。

 

残る手段は連盟による除名処分。

指導の一切に関わらない

試合会場への出入り禁止

などアメフト部との一切の関係を断ち切るには、外部からの大きな力を働かせるしかないのではないでしょうか。

 

 

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