翁長知事すい臓がん【生存率は9%】再選の道はなくなった

2018年8月9日

沖縄県の翁長知事がすい臓の腫瘍切除手術から退院しました。

同日に県庁で記者会見を開き、膵臓がんを公表しています。

 

2018年4月10日

人間ドックで膵臓(すい臓)に異常が見つかり、精密検査の結果、腫瘍が見つかったと発表。

当時の翁長知事は

「医師から根治できる状況と聞いている。

早期復帰し、私に与えられた知事としての責任を全うしたい」

 

4月21日

すい臓腫瘍を切除する手術が行われました。

この時点では、腫瘍が悪性なのか良性なのかは、病理検査の結果によるとされていました。

そして、その病理検査の結果としてすい臓がんであったことを公表しています。

 

「一日も早く公務に復帰し、私に与えられた知事としての責任を全うしたい」

とコメントしています。

 

公務復帰は通常であれば、手術から4~5週間後とされていましたので、5月末から6月始めと思われます。

しかし、今後は再発や転移を抑える治療を行うということですので、公務復帰のスケジュールが遅れることも十分に予測されます。

 

半年後の11月には知事選が控えており、どのような影響がでるのか懸念されます。

 

翁長 雄志(おなが たけし)

生年月日 1950年(昭和25年)10月2日
年齢 2018年5月現在、67歳
出生地 沖縄県真和志村(現:那覇市)
小学校 那覇市立大道小学校
中学校 那覇市立真和志中学校
高校 沖縄県立那覇高等学校
大学 法政大学法学部
前職 那覇市長

父は、元真和志村長である翁長助静。

兄も、沖縄県議会議員で、元沖縄県副知事の翁長助裕という政治家一家の三男に生まれました。

35歳になる1985年(昭和60年)に、那覇市議会議員に初当選して政治家の道を歩み始めました。

その後、沖縄県議会議員を経て、2000年(平成12年)

第28代那覇市長に当選し、4期の長きにわたって市長を務めました。

 

2014年11月16日

沖縄県知事選挙で、日本共産党・社会民主党などの支持を受けて、沖縄県知事に初当選します。

 

翁長雄志の政策

もともと自由民主党の県連幹事長まで務めていた翁長雄志知事。

那覇市長時代には辺野古移設にも賛成という立場でした。

ところが、県知事出馬前から、沖縄からの基地撤去を主張する日本共産党からも支持を受け始めました。

 

日本共産党・志位和夫委員長

「翁長さんが知事になれば、日米両政府に巨大な衝撃を与え、新しい歴史の扉を開きます。

翁長さんを知事に押し上げ、沖縄の新しい歴史をつくろう」

 

翁長雄志

「志位委員長から激励をいただき、本当にこれまでの政治活動が間違っていなかったと感じています。

一緒に行動して本当に違和感がない。なぜもっと前から一緒にならなかったのかと話すくらいです」

 

中国との関係を強化し、オール沖縄を結成して反基地運動にのめりこんでいきました。

 

すい臓がんの生存率

公務を継続することを望んでいる翁長知事ですが、果たしてすい臓がんは知事の激務を続けながら根治することが出来るのでしょうか?

すい臓がんは、男性のガンでは5番目に多く、男女合わせると4番目となります。

 

すい臓がんは、初期症状がわかりにくく、自覚症状がありません。

検査によって発見されることがほとんどで、発見した時点でステージが進行して手遅れになっているケースが多いのです。

 

すい臓がんの5年生存率は次の通りです。

ステージ1 41.3%
ステージ2 17.8%
ステージ3 6.4%
ステージ4 1.4%
全症例 9.0%

参考:全がん協生存率(http://www.gunma-cc.jp/sarukihan/seizonritu/seizonritu2007.html)

 

全症例で9%という5年生存率は、他のガンに比べると非常に低くなっています。

参考までに、主な他のガンの5年生存率は

胃がん 73.0%
大腸がん 75.8%
肺がん 43.8%
乳がん 75.1%
前立腺がん 100%

すい臓がんが突出して生存率が低いことがわかります。

 

ただし、翁長知事の現在のステージは公表されていませんし、自覚症状がない時点での人間ドッグで発見されていますので、初期であれば生存率も高く根治が期待できます。

 

ただし、すい臓がんは再発しやすいガンとしても有名です。

激務を続けながら、再発をケアしていくことは可能なのでしょうか?

 

知事再選は事実上なくなった?

しかし、最新の研究として「S-1」という抗がん剤を使った治療「JASPAC 01」の研究によって、すい臓がんの生存率は大幅に改善されるという発表がされています。

翁長知事がどのような治療を今後するのかは不明ですが、まずはご自分の健康と根治を第一に考えて、公務を退かれる方がいいのではないでしょうか。

それではなくても、11月の知事選はオール沖縄にとって連敗続きの地方選を反映して厳しい戦いになることは目に見えており、ガンがわかった以上は仮に出馬をしたとしても、健康問題は政治家にとって致命的。

再選は事実上なくなったといっていいでしょう。

 

もちろん、後継者を指名して、命を懸けて政治家の道を全うするのも生き方として否定はしません。

すべてはご自分が判断すべきことで、他人がとやかく言うべきものではありません。

<続報>翁長雄志知事が亡くなりました。

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