大杉漣の死因【急性心不全の死亡率】妻と2人の子どもを残して急死

2018年2月22日

個性派俳優として人気だった大杉漣さんが亡くなりました。

所属事務所によると

2018年2月21日午前3時53分に急性心不全で急逝。

葬儀は本人、家族の意向により親族のみで執り行うとのことです。


心よりご冥福をお祈りいたします。

 

大杉 漣(おおすぎ れん)

本名 大杉 孝(おおすぎ たかし)
生年月日 1951年(昭和26年)9月27
没年月日 2018年(平成30年)2月21日
没年齢 66歳
出身地 徳島県小松島市
大学 明治大学中退
身長 178cm
体重 72kg
血液型 B型
所属 ザッコ

大杉漣さんは、太田省吾の劇団員募集広告に応募し、研修生として採用されたことが俳優としてのスタートでした。

22歳で舞台デビューを果たし、俳優への道を歩んでいましたが、長い下積み時代には、日活ロマンポルノや新東宝映画などのピンク映画に出演していたという苦労人。

 

転機となったのは、北野武監督の『ソナチネ』

オーディションに合格し出演すると、演技派俳優として高く評価されました。

このとき、41歳でした。

この映画で北野監督は、大杉漣さんに「何かをしてくれ」ということは一切求めなかったそうです。

「そこにいてくれればいい」

大杉さんにとって、「ただそこにいること」を求められる演出は初めての経験でとても刺激を受け、俳優として大きな転機となったと語っています。

 

ちなみに、このオーディション。

大杉さんはあろうことか遅刻をしたのに合格しています。

1時間も遅刻して、オーディション会場は既に片付けが始まっていました。

スタッフと雑談をしていた北野監督は2、3秒見ただけで

「もう帰っていいですよ」

これはどう考えても受かりませんよね。

ところが世界の北野は大杉さんに何かを感じて合格。

しかも、すぐに死んでしまう役の予定だったのが、ラストシーン近くまで生き延びることになったということです。

 

その後は、映画を中心に活躍されていました。

代表作としては

SABU監督 『ポストマン・ブルース』
北野武監督 『HANA-BI』
大谷健太郎監督 『アベックモンマリ』
崔洋一監督 『犬、走る DOG RACE』

 

その高い演技力は「300の顔を持つ男」と呼ばれ、どんな役柄も見事に演じる俳優として評価されていました。

 

俳優としての地位を確立し人気を得てからは、バラエティーにも出演しています。

 

大杉漣の役者魂

長い下積み時代があった大杉漣さん。

しかし、ご自分の歩んだ時間を苦労だったと感じたことは無いといいます。

それは、自分自身が選んだ道であること。

そして、今でも苦労しているから(笑)

 

役者として、一生、研さんを積む覚悟を持って生きているという大杉漣さん。

どんな仕事でも、自分が選んでいるのではなく、まずは選んでいただいて仕事になる。

そして、そのなかで、どう仕事に向き合うかを常に考えながら役者としての生涯を全うしました。

 

大杉漣さん最後の出演映画「アウトレイジ最終章」

 

 

 

大杉漣の妻

大杉 弘美(おおすぎ ひろみ)

奥さんとの出会いは、下積時代に所属していた劇団。

大杉漣さんの後に、奥さんが研究生として入ってきたそうです。

現在は一般人で、詳細な情報はありませんが、ご結婚されたのは1982年で、いわゆるデキ婚だったとか。

 

大杉漣の息子

大杉 隼平(おおすぎ しゅんぺい)

生年月日 1982年(昭和57年)8月28日
年齢 2018年2月現在、35歳
出身地 東京
職業 カメラマン
所属 ザッコ

日本写真芸術専門学校を中退して、東南アジアへ渡った大杉隼平さん。

ロンドン芸術大学を経て、現在は、雑誌、テレビ、広告などを中心にカメラマンとして活動しています。

 

大杉漣の娘

大杉 そら

一般人ですので詳細な情報はありません。

現在は、幡ヶ谷のレストラン「Fritto(フリット)」にてパティシエ修行中だとのことです。

 

大杉漣の死因

公表された死因は、急性心不全

心不全とは心臓が血液を送り出す力が低下した状態をいいます。

 

慢性心不全

疾患の状態に関わらず、状態がほぼ一定している状態。

 

急性心不全

心臓が血液を送り出す力が「急激に低下」し、血液循環が維持できなくなるとともに、血液が滞る状態が短期間のうちに起こること。

 

急性心不全の原因

急性心不全の原因として最も多いのは、急性心筋梗塞。

心臓に栄養と酸素を補給している冠動脈が急に詰まり、血流がその先に流れないことから、心臓の一部の筋肉が死んでしまう。

リスク要因としては

  • 心臓に余分な負担がかかる高血圧症
  • 心臓内の血流を制御する弁に障害を生じる心臓弁膜症
  • 心臓の筋肉に障害を生じる心筋症や心筋炎

など。

また、慢性心不全の患者さんの容態が急変して起こる場合もあります。

  • 精神的・肉体的ストレス
  • 暴飲暴食
  • 風邪
  • 感染症
  • 貧血

などがきっかけとなるようです。

 

急性心不全の症状

代表的な症状としては

  • 激しい呼吸困難
  • 咳き込み
  • 血痰
  • 胸部の痛み・圧迫感

全身が酸素不足に陥いると、唇や爪先、皮膚や粘膜などが青紫色に変色するチアノーゼを起こすことがあります。

多くの場合、血圧は低下し、急激に低下することで意識障害が現れることもあります。

 

急性心不全の死亡率

急性心不全は、突然死の中で最も多い原因といわれ、年間で約7万人が心不全で亡くなります。

そして、発症後1時間以内に病院に到着しなければ30%以上、最大で50%の死亡率とされる恐ろしい病気です。

しかし逆に、1時間以内に治療を開始できれば95%は助かるともいわれています。

 

ただし、一命をとりとめたとしても、重篤なステージ4の心不全患者の5年後の生存率は20%という低い数値です。

 

とにかく、異常を見つけたら一刻も早く救急車を呼び、病院に移送することが最も大切です。

 


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