長野絢乃【バター月間10kg!】バターは健康にいいの?悪いの?
バターといえば、パンには欠かせませんが、肉を焼いたり、卵料理に使ったり、お菓子作りにも不可欠。
バター不足騒動の時には、多くの飲食店や食品店が大いに困ったものです。
そんなバターをこよなく愛し、消費し続ける女性が注目されています。
長尾 絢乃(ながお あやの)
株式会社富澤商店 IT・EC事業部
通信販売業務責任者
富澤商店とは、パンの食材・器具の販売、パンのレシピサイト運営など、パンに関する事業を展開する会社です。
パンを中心に食品を扱う仕事とは、バター好きの長野絢乃さんにとっては、まさしく天職なのでしょう。
バター専門家とまで呼ばれる長野絢乃さんですが、スゴイのはその消費量。
1ヶ月のバター消費量が、約10kgだそうです。
バター10kgって、今ひとつイメージがわきませんが、スーパーで売られているバターがだいたい200gくらいが多いので、それが50個分!
1ヶ月で50個って、1日に1個半以上ということですね。
そりゃあ、バターは美味しいし私も好きですけど、何にそんなに使うんでしょうか?
ちなみに、バター消費量世界1のフランス人は、1人あたり平均で、年間8kgのバターを消費するようです。
長野絢乃さんは、1ヶ月でフランス人の1年間を超えています。
毎月10kgですから、1年間で120kg
フランス人の15倍の消費量ということになります。
超高カロリー生活
そんなにバターが好きなんだねって、それはわかりましたけど、どんだけのカロリーをバターだけで摂取しているのでしょうか?
バター100gのカロリーは約750Kcal
長野絢乃さんは、1ヶ月で10kgですので、1日当たり333gということになります。
つまり、
750Kcal×3.33=2497.5Kcal
1日に約2500Kcalをバターだけで摂取している計算になります。
一般女性の1日の摂取カロリーの目安は、2000Kcalといわれていますので、バたーだけですで大きく超えてしまっています。
そのうえ、バター食べて生きているわけではないでしょうし、普通の食事はしているでしょうから、2000Kcalをプラスして、1日で4500Kcal!
これは男性アスリート並みの摂取量です。
アスリートは食べることもトレーニングの1部で、無理やりにでも食べて、厳しいトレーニングをすることで筋力をつけていきます。
普通のOLさんがこれだけのカロリー摂取を続けたら一体どうなってしまうのか???
パッと見た感じでは、ややふくよかな感じはしますが、逆に言うとこれだけのカロリーを接種していてこの程度であることが不思議とも言えないかな?
いや、大変失礼いたしました。
B級グルメ向け・美味しいバターの食べ方
長野絢乃さんがどんなバター料理を好んで食べるのか、テレビ番組に出演した際の情報などをもとに、B級グルメ向けの美味しいバターの食べ方をまとめてみました。
パンにバター
ん?
トーストをバターで食べるのは普通ですね。
しかし、通常はバターをつけないようなパンにもバターをつけて食べると一層美味しい!
例えば、クロワッサンは元々バターが練りこんであるので、そのまま食べるのが普通です。
しかし、このクロワッサンにバターをつけて食べる人は意外に多いです。
私もバター好きなので、焼き立てのクロワッサンにバターをつけて食べるのが大好きです!
そのまま食べるのが当たり前の菓子パンにバターをつけるのも美味しいですよ。
アンパンにバターもいいですよ!
あれ?
私も長野絢乃さんに近いのか?
バターご飯
これは、バター好きにとっては外せない鉄板のB級グルメ。
アツアツのご飯にバターを乗せて、そこに醤油を適量たらして食べると絶品!
個人的には、バターと最も相性がいい調味料は醤油だと信じて疑っていません。
美味しい肉には、醤油とバターが最高のソース。
ご飯にあわないわけがありません。
ダイレクト食い
長野絢乃さんも好きな食べ方らしいのですが、バターをそのまま何もつけずに食べる。
ワインにチーズと同じイメージで、バターをつまみにワインを飲むという組み合わせはいいですよ。
バターの摂取量と健康
バターが美味しいことは百も承知だけど、やはり食べ過ぎるとカロリーが気になりますよね。
長野絢乃さんは、これだけ大量に摂取して、将来何らかの病気になるリスクを感じないのでしょうか?
アメリカ人も日本人に比べると体格がいいので、高カロリーの食品を摂取する傾向にありますが、アメリカ人の成人1日の平均的な摂取量は、約5~45g
1ヶ月で150~1350gになるので、長野絢乃さんには遠く及びませんね。
実は、そのアメリカでバターの摂取量と健康の関係についての研究がなされています。
ワシントンポスト紙の記事によると
健康なアメリカ人の成人を10年にわたって追跡調査をしたそうです。
予想としては、バターを多く摂取する人は、心血管疾患のリスクが高まるのではないかと思われていました。
しかし、調査の結果は
心血管疾患との相関関係は認められませんでした。
それどころか、バターの摂取量が多い人は、2型糖尿病になるリスクが4%ほど低くなるという驚きの結果が出たのです。
バターに含まれる飽和脂肪は、摂取しすぎはよくないことがわかっていますが、逆に不足すると血管が弱くなり脳内出血を引き起こすリスクが高まるともいわれています。
結論として、バターは健康に関しては、
中庸的な食べ物
つまり、
健康にいいとは言えないが、悪いとも言えない。
ということになりました。
長野絢乃さんも少し安心?
しかし、いずれにしても過剰なカロリー摂取であることは間違いないので、アスリート並みにカロリーを消費するか、バターを少し控えるか。
いずれかが必要ではないでしょうか?