鹿嶋学容疑者の生い立ちと素顔【逮捕のきっかけは別件捜査】顔写真あり

2004年10月5日、広島県廿日市で女子高生が殺害された事件で、警察は山口県に住む会社員の鹿嶋学(かしままなぶ)35歳を逮捕しました。

廿日市女子高生殺害事件

2004年10月5日に広島県廿日市市に住む、当時高校2年生が自宅に侵入してきた何者かに刃物で刺され殺害されました。

事件の概要

被害者は北口家の長女・北口聡美さん。

この日、聡美さんの高校は期末テスト中だったため、昼過ぎに帰宅。

勉強の疲れをとるために離れ2階の部屋で仮眠を取っていました。

 

そこへ犯人が侵入し、聡美さんを襲います。

母屋にいた祖母と妹が、聡美さんの悲鳴と階段を駆け下りる音を聞いて駆け付け、離れの玄関先で倒れている聡美さんを発見。

 

聡美さんは首、胸、背中などを刃物で10ヶ所以上刺されて血まみれの状態だったそうです。

離れの1階には犯人がまだ残っていて、駆けつけた祖母も襲われて、背中などを刺されて意識不明の重傷を負います。

 

犯人は祖母を襲った後に逃走。

幸いにして妹は、30m離れた花店に逃げ込み難を逃れました。

聡美さんと祖母は病院に搬送され、祖母は一命をとりとめましたが、聡美さんは出血多量で亡くなりました。

 

犯人像

2階にいた聡美さんは倒れていた1階の玄関まで逃げてきたと思われ、逃げる聡美さんを追いかけて10ヶ所以上も刺すという、凶悪性の高い犯行でした。

殺人事件では動機から犯人を絞るのが常道ですが、聡美さんは学校でのトラブルなどもなく、動機は不明のまま。

手がかりは、

被害者の爪から採取されたとされる、犯人のものと思われるDNA。

現場に残されていた指紋。

 

犯人を目撃した祖母と妹の証言と、現場検証によって絞り込んだ犯人像は次の通り。

年齢 20歳くらい
身長 165cmくらい
体格 がっちり型
特徴 目が細い、頬にニキビ様の跡
髪型 髪を立たせており、若干茶髪
DUNLOP製運動靴(約26~27センチ)

犯人逮捕

警察の発表によると、指紋やDNA型が一致したことが逮捕の決め手となりました。

これまで、警察も捜査に懸賞金300万円を掛けるなど、広く情報を収集し、執念の操作を続けてきた警察。

情報提供を求めるポスターは、広島県のみならず全国に貼りだされました。

 

逮捕のきっかけとなったのは、全く別の事件の捜査からでした。

鹿嶋学が勤務していた会社で、鹿島は真面目な現場のリーダーで、不真面目な態度の同僚と揉めて、尻を蹴るなどの暴行を加えるなどの暴力事件を起こし、警察が事情聴取をしていました。

その捜査の中で、DNAと指紋が一致したことから、警察が鹿嶋容疑者を任意同行し、逮捕に至ったようです。

 

鹿嶋 学(かしままなぶ)

現住所 山口県宇部市
年齢 35歳
職業 会社員(建築会社)

現在35歳ということは、14年前の事件当時は21歳。

目撃証言の20歳くらいという証言とも一致します。

 

中学1年生の時に家族とともに引っ越してきた鹿嶋学容疑者。

中学卒業後に進学した私立高校の元担任によると

「目立たず、問題を起こす生徒ではなかった。」

 

高校卒業後は、山口県長門市のアルミ加工工場に就職。

ここでも問題を起こすことはなく、目立たない存在だったそうです。

しかし、この工場は1年足らずで退職しています。

 

現在は建築会社社員

犯人の鹿嶋学は、10年以上前に、知人の紹介で働き始めました。

事件を起こしてから数年後ということになります。

 

建築会社社長によると

「勤務態度は真面目なリーダータイプ」

この会社で働き始めてから、十数年間無遅刻無欠勤だったそうです。

 

同僚によると

「仕事熱心で現場を任せられるタイプ。」

「シャイで暴力的なイメージはなく、後輩の面倒見も良かったい。

「逮捕されたのがまだ信じられない」

 

逮捕のきっかけとなった暴力事件を起こしたものの、普段の様子からは凶悪殺人犯をうかがわせるようなものは見られなかったようです。

 

父・北口忠さんのコメント

皆さんもニュースでご存知でしょうけど
今朝、事件の容疑者が逮捕されました。

事件が解決するまで、約13年と6ケ月の期間を必要としましたが
解決するのと未解決では大きな違いがあります。

皆さん、事件解決のご協力と応援ありがとうございました。

皆さんから、ブログへコメントを沢山頂いています。
本来なら、一人一人の方へ書くべきだと感じておりますが
この場で、お礼を言う非礼を許して下さい。
よろしくお願いいたします。

娘への報告「事件が解決したよ」と私の胸の中で伝えましたが
「守る事が出来ないで、ごめんなさい」という想いの方が大きいですし
これからも、この想いは持ち続けるでしょうね。

北口聡美さんと鹿嶋学の関係

まだ逮捕されただけですので、これから詳しいことが判明するものと思われます。

事件当時、逃げる聡美さんを追いかけて10か所以上も刺すという残虐性から、怨恨によるものと思われていました。

また、事件現場には物色された痕跡がなかったため、物取りによる犯行とは思われません。

衣服の乱れや争った跡もなかったことから、犯人と北口聡美さんは面識があったのではないかと思われていました。

しかし、犯人を目撃した祖母の証言によると「犯人は見知らぬ男」

 

今回の逮捕で謎は解明されるのでしょうか?

 

今後の捜査の行方

県警によると、鹿嶋学容疑者は容疑を認めているということです。

DNAと指紋も一致しているのでもう逃げきれないと観念したのでしょう。

 

今後は、聡美さんに対する殺人罪とともに、祖母に対する殺人未遂罪も合わせて検察は立件を目指すものと思われます。

今後は裁判でどんな判決が出るのかが注目されます。

 

殺人罪の法定刑は、次の通りです。

死刑 又は 無期若しくは5年以上の懲役

 

量刑の相場としては、15年以下の判決が多いようです。

また、執行猶予がつくことは極めて稀でほぼないと考えていいでしょう。

 

鹿嶋学容疑者の場合は、前科がなく初犯であると思われますので、素直に罪を認め反省をしていることが認められれば、10~15年程度の懲役刑となる可能性が高いのではないでしょうか。

しかし、捜査の結果として、「計画性」「残虐性」そして、祖母への殺人未遂について加味されると、もっと長期になる可能性もあります。

おそらくですが、「無期懲役」や「死刑」などの極刑にはならないような気がします。

 

まとめ

14年前の事件が解決されたことは、遺族の方々の心中を察するに余りあります。

本当に長い長い日々だったことでしょう。

犯人が逮捕されても、聡美さんが帰ってくるわけではありません。

せめて、鹿嶋学容疑者が心から反省し、法の裁きを受けたうえで心から罪を償った欲しいと願うばかりです。

改めて、聡美さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。


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