吉村紳一の治療を受けるには【外科と血管内治療の二刀流】脳神経外科の名医

脳卒中は寝たきりになる原因疾患の第1位です。

その6~7割を占める脳梗塞で近年、脳血管にカテーテルと呼ばれる細い管状の医療器具を通し、詰まった血の塊(血栓)を除去する「血管内治療」の有効とされています。

心臓では広く応用されているカテーテルによる手術。

脳梗塞でも血管内治療が世界標準の時代になりつつあります。

そんな時代をリードするスーパードクターが、兵庫医科大学病院・脳卒中センターの吉村紳一センター長です。

 

兵庫医科大学脳神経外科学講座 主任教授

吉村 紳一(よしむら しんいち)

生年月日 1963年(昭和38年)5月23日
年齢 2018年4月現在、54歳
出身地 岐阜県
学歴 岐阜大学・大学院卒業

脳血管内治療と脳外科手術の両方を手がけており、二刀流と呼ばれる名医。

これまで3000件以上の脳外科手術を手がけ、全国から多くの患者が治療を受けたいと集まります。

 

受賞暦
1992年 日本脳神経外科学会奨励賞(旧ガレーヌス賞)
2005年 日本脳神経外傷学会賞(牧野賞)
2010年 日本頸部脳血管治療学会学術総会賞
2010年 日本脳神経血管内治療学会論文賞

専門医資格
日本脳神経外科学会:専門医
日本脳神経血管内治療学会:指導医
日本脳卒中学会:専門医
日本脳卒中の外科学会:指導医

略歴
1989年 岐阜大学医学部卒業
1992年 国立循環器病センター脳神経外科
1995年 岐阜大学大学院
1999年 ハーバード大学マサチューセッツ総合病院
2000年 チューリヒ大学脳神経外科臨床研修員
2004年 岐阜大学脳神経外科 助教授
2013年 兵庫医科大学脳神経外科 主任教授

受賞歴
日本脳神経外科学会奨励賞、2002年
日本脳神経外傷学会牧野賞、2005年
日本頸部脳血管治療学会学術総会賞、2010年
日本脳神経血管内治療学会論文賞、2010年

 

吉村紳一の勤務する病院

兵庫医科大学病院

兵庫県西宮市武庫川町1-1

阪神電気鉄道本線「武庫川」駅 徒歩7分

休診日 日曜・祝日・第2・4・5土曜
診療時間 8:30~11:00(午後は予約のみ)

※原則紹介制

最新の医療施設と機器を備え、高度な医療に取り組み、「脳脊髄を守る」をモットーに、年間手術件数は2016年(平成28年)は650件を超えています。

 

薬物治療からカテーテルへ

脳梗塞は、脳に酸素を供給する動脈に血栓が詰まり、脳細胞が死滅するという命に係わる恐ろしい病気。

脳細胞を守り、命を救い、後遺症を少しでも減らすためには、一刻も早く血管を再開通させる必要があります。

 

かつては、血栓を溶かす薬で血管を再開通させるの方法が主流でした。

しかし、太い血管の開通は難しく、重症例に対する効果は極めて低いことが知られていました。

 

そして、薬で溶かすことが出来ない場合、血栓を取り除くためには手術しか手段がありませんでした。

しかし、高い技術が必要であることはもちろん、患者の体への負担も大きく、術後のケアにも細心の注意を要する手術でした。

 

そこで注目されているのが血管内治療。

太ももの内側などからカテーテルを血管に通し、詰まった血栓を除去することで、血液の流れを戻す。

手術痕も小さく、体への負担も少ないことも大きなメリットです。

 

カテーテルによる血管内治療による再開通率は95%といわれ、その効果の高さは確認されています。

しかし、体への負担が少ないとはいえ時間との戦いであることは変わりなく、高い技術を要する脳のカテーテル治療ができる医師はまだ少ないのが現状です。

そんな数少ない脳神経外科の名医が吉村紳一先生です。

 

吉村紳一はなぜ医師を志したのか

吉村医師が小学生のとき、お父様が胃がんの手術を受けました。

当時、「がん」の手術といえば、死を覚悟するというくらいに絶望的な疾患でした。

しかし、手術は無事成功。

絶望に沈んでいた家族を救った外科医に憧れて医師を目指すことを決意したそうです。

 

脳外科手術と脳血管内治療の「二刀流」

吉村医師は、決してカテーテルによる脳血管内治療専門のスペシャリストではありません。

メスを使った脳外科手術も行う外科医です。

その技術は、1分1秒を争うERでもいかんなく発揮されています。

どちらか一方の専門医だと、それ以外の選択肢を患者は選ぶことが出来なくなり、他の専門医を紹介するしかなくなります。

しかし、医師が2通りの手術が出来れば、患者さんにとってベストな方法を選ぶことができる。

 

吉村医師が使う手術室の中には、カテーテル治療の機械を備えた「ハイブリッド手術室」があり、両方を組み合わせる難しい治療も可能なのです。


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