写真のたなかや社長・鈴木克明【合格90%の秘密】奥様は元助産師

実感なき好景気といわれながらも、失業率の低下、大学生の就職内定率の向上と、就活に追われる学生にとってはありがたいご時世です。

しかし、いくら内定率が高いとは言っても就職できるのならばどこでもいいというわけではありませんね。

自分の希望する業種、職種、会社に就職するために様々なハードルを越えなければならないことには変わりありません。

実は、就活の強い味方となる写真屋さんがあることをご存知でしょうか?

「書類通過率90%」の写真屋として全国にその名を轟かせ、履歴書などに貼る証明写真を撮るために、遠くは九州など日本全国から年間で5000人もの学生が訪れるという伝説の写真屋さんです。

証明写真なんて、その辺の自動撮影機で十分。

写真を撮るためにわざわざ遠くから訪れる、その秘密に迫ってみます!

 

プロフェッショナル・仕事の流儀でも紹介されました!

写真のたなかや

出典:www.froma.com
創業 1941年
代表 鈴木克明さん
専務 鈴木寄里枝さん(奥様)

神奈川県川崎市高津区溝ノ口4丁目 6-28

鈴木克明さんのお父様が1941年に創業した「写真のたなかや」

その父親が亡くなり、鈴木克明さんの母親が一人で切り盛りしていました。

当時、川崎市内に40軒以上の写真スタジオがあり、「たなかや」は最も小規模の写真スタジオで、母は必死に働いていたそうです。

そんな「写真のたなかや」を継ぐ決意をしたのは

努力しただけ結果が伴う仕事であること。

定年がなく一生できる仕事であること

そんな理由からカメラの道に進んだ動機だそうです。

 

奥様の寄里枝さんは、元助産師

鈴木家に嫁いできてから撮影に携わるようになりました。

人と話すのが大好きで、助産師時代からコミュニケーション能力が高かった寄里枝さんは、「撮影のときにお客さんをリラックスさせるのがとてもうまい」と克明さんは言います。

 

書類通過率90%の証明写真

「写真のたなかや」が話題となるきっかけは、テレビ局のアナウンサーを目指していた長女が、書類審査にエントリーした4局すべてに合格したことから。

ご存知の通り、女子アナの競争率はとんでもなく高く、人気の民放では1000倍を超すと言われています。

書類審査の段階とはいえ、4局すべて合格というのは素晴らしい。

もちろん、それはお嬢さんが素晴らしかったのであって、写真のためではなかったのかもしれません。

しかし、その噂を聞いたアナウンサー志望のお嬢さんの友人も、「写真のたなかや」で撮影して書類審査を通過します。

そんなことがあったため、学生に「たなかやで撮るといいらしい」という口コミが広まり、新聞や雑誌、テレビなどで取り上げられました。

そして、本当に高い合格率が実績として評価されるようになり、今では、年間5000人。

多いときは1日80人もの就活学生が「写真のたなかや」で撮影をするそうです。

中には、日本での就職を考えている海外留学中の学生さんまでその評判を聞いて訪ねて来るそうですよ。

 

書類通過率90%の秘密

なぜ「たなかや」の写真は面接に強いのか。

もちろん仕上がりの良さはあるのでしょうが、今はデジタル時代ですので、証明写真にそれほどの違いを出すことは難しいでしょう。

実は「写真のたなかや」 最大の秘密は、撮影の前に行われる「面接」

 

証明写真は機械撮影が一般的になっている昨今、より良い写真にするためにはどうしたらよいだろうと考えた専務の寄里枝さん。

行きついた結論は、撮影前に簡単なアンケートの記入をしてもらい、そのアンケートを基にして面接をすることにしました。

 

まずは、書いてもらったアンケートを分析します。

そして撮影前に面接。

この面接がスゴイ。

 

面接というよりも、面接指導。

実際の面接に役立つアドバイスを送ります。

時には、アドバイスというよりも「お説教」という方が正しいような内容も。

「受かってもらいたいから、ちょっとキツイこと言うからね!」

 

【面接例1】

回答に空欄がある学生に対して

なんで空欄にしたの?

書くことなないなら空欄にしないで「特になし」って書くこともできるよね。

これが履歴書で私が面接官なら不合格にするよ。

 

【面接例2】

「なぜその企業に入りたいの?」

「安定しているから」

「なぜこの髪型で撮影しようと思ったの?」

「みんながやっているから」

「他人のことじゃなくて、自分はどう思っているのかが一番に答えられないといけないよ」

「絶対に受かりたいという気持ちが足りないんじゃないの?」

 

面接でこのようなやりとりを重ねることで

次第に「絶対受かりたい」という思いが表情にも表れてきて、自然と目力が強くなり、頼もしい表情になるそうです。

「学校ではこんなこと教えてもらってなかったので助かりました!」

と学生にも大好評のようです。

 

写真屋さんなのに、写真ではなく面接や、書類の書き方までこと細かくアドバイス。

例えば

大企業ともなれば面接官の方は何百、何千もの書類に目を通すのだから、一瞬でも相手に疑問を持たれてしまうような、思いやりのない書類の書き方をしてしまってはダメ。

写真を貼って、選考書類を書いたところから、すでに面接が始まっている。

 

もちろん、いい写真に仕上がるように、撮影前には身だしなみや表情の指導、肌の明るさや照明の当たり方などを丁寧に教えて、納得の1枚に仕上げるための努力は惜しみません。

もはや「写真屋」の範疇に収まらずに、「何としても合格させたい」という強い思いを感じますね。

 

「写真のたなかや」の撮影料金

通常の証明写真は、翌々日の17時仕上げで、3枚で 2,870円(4×3cm以内)

これを高いとみるかどうか?

確かに街中にある証明写真機ならば、数百円から1000円もしないでそこそこの写真が撮影できます。

それでよしという考え方もありますが、「写真のたなかや」に来店する学生には

「最初は証明写真機で撮ったけど、納得がいかないから撮り直しに来ました」という方も多いといいます。

なんといってもそこに付随する様々なアドバイスやノウハウが貴重なのでしょうから、それを考えたら安いものかもしれませんね。

他にも、「オーディション用」「記念撮影」など様々な撮影に対応しています。

 

「写真のたなかや」撮影料金

電話での問い合わせ  044-822-3466

メールでの問い合わせ

HP

 

駐車場も11台分あるので遠方の方は車で来店するのもいいでしょう。

スタイリスト(有料)が不要の場合は当日撮影可能なようですが、1月~3月が繁忙期だそうですので、少し時期をずらした方がゆっくりと撮影できそうです。


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