秋の園遊会【天皇陛下がお声をかける方の決め方】ファッションにも注目

今日、11月9日は秋の園遊会が開催されます。

毎回ニュースとして流れる園遊会ですが、どのようなものなのでしょうか。

園遊会

天皇陛下・皇后陛下が主催される野外での社交会で、皇太子をはじめとする皇族も列席します。

1953年に始まり、1965年から年に2回行われるようになり、「秋の園遊会」「春の園遊会」と呼ばれています。

出典:asahicom.jp

赤坂御苑で催されるのが通例となっています。

園遊会の前身である、「観菊会」「観桜会」には、

エドワード英王太子、アインシュタイン博士、ヘレン・ケラーといった海外の著名人も参加したことがあります。

 

園遊会の日程

春の園遊会は、4月か5月。

秋の園遊会は、10月か11月に開催されることが通例となっており、最近では木曜日に開催されることが多いようです。

過去の園遊会日程

平成7年10月25日(水)
平成8年5月29日(水)
平成8年10月30日(水)
平成9年5月14日(水)
平成9年10月15日(水)
平成10年4月27日(月)
平成10年10月29日(木)
平成11年5月19日(水)
平成11年10月14日(木)
平成12年4月27日(木)
平成13年4月17日(火)
平成13年11月1日(木)
平成14年4月23日(火)
平成14年10月31日(木)
平成15年4月17日(木)
平成15年10月30日(木)
平成16年4月15日(木)
平成16年10月28日(木)
平成17年4月13日(水)
平成17年10月27日(木)
平成18年4月27日(木)
平成18年11月9日(木)
平成19年 4月26日(木)
平成19年10月25日(木)
平成20年 4月17日(木)
平成20年10月23日(木)
平成21年4月16日(木)
平成21年10月22日(木)
平成22年4月15日(木)
平成22年10月28日(木)
平成23年10月13日(木)
平成24年4月19日(木)
平成24年10月25日(木)
平成25年4月18日(木)
平成25年10月31日(木)
平成26年4月17日(木)
平成26年11月6日(木)
平成27年4月21日(火)
平成27年11月12日(木)
平成28年4月27日(水)
平成29年4月20日(木)
平成29年11月9日(木)

なぜ木曜日が多いのかは、わかりませんでした。

ちなみに昨年は春が水曜日、中止となった秋は11月1日開催予定でしたので火曜日でした。

今年はまた木曜開催に戻りましたね。

 

中止になった園遊会

1988年秋 昭和天皇の御病気
1989年春秋 昭和天皇の崩御
1995年春 阪神・淡路大震災
2000年秋 香淳皇后崩御
2011年春 東日本大震災
2016年秋 三笠宮崇仁親王の薨去

主な招待客

毎回、2000~2500名程度が招待される園遊会。

今回招待されるのは

リオデジャネイロ・パラリンピック競泳男子で4個のメダルを獲得した木村敬一さん

出典:wp.com

陸上女子400メートルで銅メダルの辻沙絵さん

出典:pbs.twimg.com

春の園遊会はオリンピックメダリストが多く招待されましたので、秋はパラリンピックメダリストが多いのではないでしょうか。

また、

音楽プロデューサーの小室哲哉さん

熊本地震で被害を受けた熊本市の大西一史市長も招待されました。

出典:pbs.twimg.com

 

その他、通例として招待される方々は

内閣総理大臣

国務大臣

衆議院議長及び副議長

参議院議長及び副議長

主な国会議員

統合幕僚長

最高裁判所長官

裁判官

三権各機関の要人

都道府県の知事

都道府県議会の議長

市町村の首長・議会の議長

各界の著名人

勲章の受章者・メダリストなど

さらに、その配偶者を含めると、今回の招待客は2,300名にもなるそうです。

 

ちなみに、招待客の配偶者は入場できるようですが、2014年秋の園遊会で豊田真由子議員が、規則では入れないことになっている母親を無理やり入場させようとして皇宮警察が出動する騒ぎになったことがあったようです。

何でも例の調子で、大声を出して抗議したとか。

 

天皇陛下がお声がけする方々

ニュースでは天皇陛下がお声をかけられる様子が流されますが、これだけの招待客の全員にお声をかけるのはもちろん不可能です。

園遊会では、原則として天皇陛下がお声がけする人は事前に決められています。

テレビで報道されるのは、「特別誘導者」と呼ばれる5名ほどの方々。

もちろん、事前に天皇陛下に その方々の情報をお知らせしています。

お声がけをする場所や順番も決められて、天皇陛下が退出されるのを見送る列の最前列で待つように指示されます。

そして、その方の前に来られると侍従がその場で紹介してお声をかけられます。

 

特別誘導者の決め方

では、特別誘導者はどのように決まるのでしょうか?

全体の招待客は、中央の各省庁が推薦して決まります。

その中から、宮内記者会(記者クラブ)が、特に天皇陛下との懇談を記事にして報じたいと思う人物を推薦するのです。

つまり、ニュースバリューのある人ということになります。

当然、オリンピック・パラリンピックで活躍された選手や、有名な賞を受賞された方などが中心となります。

ここで推薦された約10名前後のリストが宮内庁を通じて、天皇皇后両陛下に届けられ、最終的には両陛下ご自身が決定をされるようです。

当日まで本人も知らない

特別誘導者に選ばれても、その情報が事前に本人に知らされることはありません。

病気や天候などによって欠席することもあるからだそうです。

なので、当日、会場となる赤坂御苑に来られた際に、リストの上位5名の方に直接知らされるようです。

もしも上位5名の中に欠席者がいれば、順次6番目以降の方が選ばれることになるということです。

また、リストの6番目以下の方で、陛下との懇談が出来る5人に入らなかった場合でも、陛下が退出へ向かわれる「お道筋」の最前列で待つことができるようです。

そこで陛下とお話しする機会を設けるということだそうですが、その方法については、決められたものはなく、その時の式部官長によって異なるといいます。

 

今回の特別誘導者

もちろん公表はされていません。

しかし、特別誘導者を推薦するのは記者クラブであるわけですから、ニュース報道で今年の招待客として名前が挙がった方が有力な候補と考えて間違いないでしょう。

木村敬一さん

辻沙絵さん

小室哲哉さん

大西一史市長

は候補リストに入っているのではないでしょうか。

春の園遊会で、オリンピックメダリストと蒲島郁夫(熊本県知事)と懇談されたことから考えても間違いないものと思われます。

 

山本太郎議員の暴挙

このように天皇陛下とお話が出来る方は限られています。

ところが2013年の秋の園遊会でとんでもない事件が起こりました。

山本太郎参院議員(無所属)は31日、東京の赤坂御苑で同日に開かれた秋の園遊会で、天皇陛下に手紙を手渡したことを明らかにした。「原発事故での子どもたちの被曝(ひばく)や事故収束作業員の劣悪な労働環境の現状を知ってほしかった」と記者団に説明した。

(出典:朝日新聞)

 

請願法第3条には「天皇に対する請願書は、内閣にこれを提出しなければならない」と定められているので、これは明らかな違法行為。

仮に違法ではないとしても、2000名以上が参加する園遊会で陛下に直接お手紙を渡すなどは、前代未聞の出来事です。

これが許されるのであれば、数百名の方が同じことをしてしまうことが考えられます。

そもそも天皇は政治に関与してはならないわけで、仮にその手紙を読んで共感したとしても、政治的には何もできない。

何より、東日本大震災の後に、両陛下が被災者の慰問にどれだけの労力を注がれてきたのかを知っているのだろうか?

「知ってほしかった」という言葉は、「知らなかったでしょ」という思いの裏返しなわけで、身を粉何して慰問の旅を続ける両陛下に対して失礼にもほどがあるのではないでしょうか?

 

園遊会ファッション

最後に、園遊会のお楽しみである女性陣のファッション。

男性の皇族方はもちろん、モーニング。

参列者も、スーツということですが、女性陣はいつも趣向を凝らしたファッションが話題になります。

出典:jiji.com

皇族方は、そのときどきで同じ系統のファッションに合わせます。

出典:blogimg.goo.ne.jp

春の園遊会では和服でそろえてきました。

出典:asahicom.jp

参列者は様々ですが、やはり和服姿が話題でしたね。

出典:mainichi.jp

今回の園遊会ではどんなファッションで登場するのか注目ですね。


PAGE TOP