成田万寿美・悪性リンパ腫の原因、症状、治療法、生存率

人気料理番組でアシスタントを務めた元ニュースキャスター・成田 万寿さんを襲った病気は「血液のガン」

今日は「悪性リンパ腫」について、その症状、原因、治療法、生存率などを調べてみました。

成田 万寿美(なりた ますみ)

出典:pbs.twimg.com
生年月日 1956年11月29日(2017年10月現在、60歳)
出身地 大阪府
血液型 O型

リクルート社員から、アナウンサーへと転身し、TVキャスターとして報道番組のメインキャスターを務めるなど活躍しました。

そんな成田さんを病魔が襲います。

悪性リンパ腫NKタイプ

 

体調の異変に気が付いたのは、2013年9月ごろ。

背中の痛みがひどく、ひどいときには歩くのも辛い状態になっていました。

しかし、いろいろな検査をしても原因が特定できずに数か月が経過し、2014年2月

精密検査の結果、発見されたのが「血液のガン」と呼ばれる、悪性リンパ腫でした。

当時、生存率90%と宣告されたそうです。

 

悪性リンパ腫とは

骨の内部にある骨髄で血液細胞のもととなる造血幹細胞が作られ、骨髄系幹細胞とリンパ系幹細胞に分かれます。

骨髄系幹細胞から赤血球、血小板、白血球の成分のうち顆粒球(かりゅうきゅう)や単球が産生されます。

リンパ系幹細胞から白血球中のB細胞、T細胞、NK細胞などのリンパ球が産生されます。

出典:ganjoho.jp

悪性リンパ腫は、この「リンパ球」のがん。

成田さんの「NKタイプ」というのは、「NK細胞」がガンになったということになります。

ちなみに、NKとはナチュラルキラーのことらしいです。

 

首、わきの下、足の付け根などのリンパ節が腫れることが多いのですが、リンパ節以外の臓器に発生することもあるようです。

 

悪性リンパ腫の発症率

2005年の調査で、罹患者数は16,991人

人口10万人あたり約13人でした。

男女比では、3:2の割合で男性の罹患者が多いようです。

年齢別では年齢が上がるにしたがって発症率も高くなる傾向があります。

 

悪性リンパ腫の初期症状

悪性リンパ腫は、早期発見されにくい病気の一つです。

初期には自覚症状が出にくく、首、わきの下、足の付け根などのリンパ節などに、痛くない「腫れ」「こぶ」などの症状が現れることが多いようです。

この腫れが進行するにしたがって全身に広がっていきます。

 

全身的な症状としては、「B症状」とよばれる3つの症状があります。

発熱

体重の減少

盗汗(大量の寝汗)

 

その他の症状としては、

体のかゆみ

皮膚の発疹

腫瘤(こぶ)に圧迫による、気道閉塞、血流障害、麻痺など

 

成田さんが罹患したNKタイプの場合、多くの患者は鼻腔周りに病気が発生し、鼻づまりや鼻出血、鼻汁が初期症状として起こるようです。

 

悪性リンパ腫発症の原因

細胞内の遺伝子に変異が加わり、がん遺伝子が活性化することで発症すると考えられていますが、医学の進歩した現代においても、その発症原因はまだわかっていません。

手がかりの1つとして次の2つのことがわかっています。

ウイルス感染症が関係するらしいこと

免疫不全者に発症者が多いこと

 

悪性リンパ腫の治療方法

初期ガンとされる、ステージ1、ステージ2では、化学療法と放射線療法が一般的です。

悪性リンパ腫は、本来は体を守る働きをするリンパ球が、無制限に増え続けて腫瘍になったもので、リンパ球は放射線や薬剤によって壊れやすいのです。

つまり、悪性リンパ腫も、放射線や抗がん剤に対して弱く、比較的治りやすい病気といわれています。

最新医療技術の進歩によって、治癒率は年々向上しているそうです。

 

成田さんの場合も放射線治療を行い、その副作用で髪の毛が抜けてしまいました。

シャンプーの時に大量に抜ける髪の毛にショックを受けた成田さんでしたが、このときに看護婦さんのかけた言葉が素晴らしい。

「成田さん、抜ける髪への未練なんかさっぱり水に流して、頭皮をよくマッサージしてね! いい髪が生えてくるから!」

出典:wakiyakushion.blog.so-net.ne.jp

慰めるわけでも、同情するわけでもなく。

かといって事務的でもない、前向きな言葉ですね。

治療後、髪が生えてきた後はこんな感じです。

出典:wakiyakushion.blog.so-net.ne.jp2

 

悪性リンパ腫の生存率

化学療法と放射線療法を併用して治療することで、5年生存率は平均で70%以上とされています。

また、完全寛解率も同程度に高いようです。

ステージ1 85~90%
ステージ2 75~85%
ステージ3 約65%
ステージ4 45~55%

しかし、悪性リンパ腫は種類が多いため、「成人T細胞白血病リンパ腫」などのように3年生存率が20%以下というような場合もあります。

 

悪性リンパ腫の治療後

治療後の注意点として考えられるのは

二次がん

不妊症

心臓や肺を含む臓器障害

糖尿病などの生活習慣病

骨粗鬆症などの晩期合併症

 

また、ガン細胞が残っていると再発の可能性もありますので、治療が終了して寛解した後も、定期的な受診および健康診断を積極的に受診することをおすすめします。


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