つかじ俊の闘病記録【大腸がん・腹膜播腫】

漫画家のつかじ俊さんが2017年9月25日に死去されたことがわかりました。

27歳の誕生日を迎えたばかりでした。

つかじ 俊

生年月日 1990年(平成2年)9月12日
出身地 埼玉県

2016年3月

大腸の内視鏡検査を受けて、進行がんであることが判明します。

 

2016年3月19日のブログによると

ステージは「2~3b」
一般的に、ステージ1,2は初期ガンとされています。
3bはすでにリンパ節への転移が見られるようなケース。

絶望的という段階ではないのですが、若い人のガンは進行が速すぎて治療が追い付かないというのはよく聞くことですね。

 

2016年4月4日

月間コミック誌『ヤングエース』(KADOKAWA)で2016年5月号から『きょうのきゅうしょく!』は、つかじさんにとって初の連載となる予定でしたが、連載中止となってしまいました。

運の悪いことに大腸がんを患っている事がわかりました。

残念ながら早期ではなかったので長期療養が必要になり連載を止めていただきました。

 

2016年5月24日

抗がん剤治療を始めました。

吐き気がするなどの副作用に悩まされながらも、半年間の抗がん剤治療を続けました。

 

12月には抗がん剤治療が終わり、ホッとした様子がブログに書かれていました。

 

2017年3月16日

CT検査と大腸カメラで、直腸に転移が見つかってしまいます。

診断は「腹膜播腫」

種がまかれたように体中に癌細胞が広がった状態を「播腫」といい、がん細胞が臓器の壁を突き破って、腹膜に広がることを腹膜播種といいます。

 

この時点で、医師から何も治療をしなければ余命半年と宣告をされます。

同時に、転移した癌細胞を完全に殺すことは難しく、完治の見込みはないこと。

さらに、がんの進行を薬で押さえながら1日でも長く生きることが目標であることも。

この時点ですでにからだ中に散らばったガンは、手術や放射線治療という選択肢はなくなり、抗がん剤での治療しかできない状態だったようです。

 

2017年5月6日

黄疸の症状が出る。

血液中のビリルビンが増加して皮膚や目が黄色くなることが有名です。黄疸は肝臓が急激に炎症を起こしたり、がんなどによる閉塞で、ビリルビンの排泄がうまくいかない時になります。

 

このころには、薬の効きもわるくなり治療の際に激痛を覚えることも多くなってきたり、治療そのものの苦痛が多くなっていったようで、ブログを読んでいても痛々しいです。

そして、抗がん剤の副作用、さらに食事を採っても腹痛を起こすなど体力もどんどん弱ってきてしまいます。

 

2017年9月8日

抗がん剤が効かなくなってきているうえに、使える抗がん剤が後わずかしかない。

つまり、もう手の施しようがなくなってきたことを告げられます。

何だか終わりが見えてきたみたいです。

体調もあまり良くなく精神的にも辛くなってきました。

残された時間も少なくなってきたみたいです。

 

この最後のブログ更新から17日後、帰らぬ人となりました。

 

最後までがんと闘い続けたつかじさん。

まだまだこれから多くの作品を残すことができたでしょうに。

心からご冥福をお祈り申し上げます。

ネットも惜しむ声


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