橋本病の治療ならこの病院【原因、症状、治療法】食べないのに太るのはなぜ?

食べていないのに太る病気があることをご存知でしょうか。

暴飲暴食をして太るのであれば、それは仕方ないし、対処しようがありますが、そんなに食べているわけではない、むしろ抑えて食べているのにみるみる太ってしまう。

それは、橋本病かもしれません。

出典:nishikawask.com

 

橋本病

九州大学の外科医であった橋本策(はかる)博士が発見し、1912年(大正元年)にドイツの医学雑誌に論文を発表した。

その橋本博士にちなんで「橋本病」といいます。

甲状腺に慢性の炎症が起きるため、「慢性甲状腺炎」ともいわれます。

一般的に炎症といえば、細菌が入り込んで化膿して起こることが多いのですが、橋本病の炎症は、「自己免疫」の異常が原因です。

 

橋本病はとくに女性に多く、男性の20~30倍にものぼります。

年齢では20歳代後半以降、とくに30、40歳代が多く、40歳以上の女性の約10%が橋本病であると言われています。

そして何より女性にとってつらいのは、橋本病にかかると太りやすくなってしまうのです。

 

さらに、自覚症状がないことも多く、気付かれにくい病気です。そのため、診断されたときには既に悪化していることがあります。

  • 食べる量に比べてどうも太りすぎる。
  • 年だからかな?
  • 運動不足なのかな?

そんなことを感じたら橋本病かもしれません。

 

橋本病はなぜ太る

橋本病は、甲状腺なのですが、甲状腺は甲状腺ホルモンを作って分泌します。

この甲状腺ホルモンは、カロリーを消費してエネルギーを作る役割があるのです。

橋本病になると、甲状腺ホルモンを作って分泌する機能が落ちて、甲状腺ホルモンの量が不足します。

すると、カロリーの消費が落ちて、太りやすい体質になるのです。

 

つまり、一見肥満とは何の関係もないように見えて、

「脂肪が燃えにくい体質」になってしまうわけです。

 

橋本病の症状

食べ過ぎていないのに太る。

そんな時には次のような症状がないか確かめてみましょう。

 

首周辺が腫れている

甲状腺は、喉仏の両側あたりにあります。

出典:blog-imgs-69.fc2.com

炎症を起こして何となく首が太くなったような気がしたら、橋本病かもしれません。

 

体がむくむ

橋本病になると甲状腺ホルモンの量が不足するのは先ほど書いた通りです。

甲状腺ホルモンが不足すると体内の不要な水分を体の外に排出しにくくなってしまいます。

結果として、体がむくむ症状がでることがあります。

 

橋本病の治療方法

まず、甲状腺機能が正常であるかどうかの検査をします。

その結果、甲状腺機能低下がある場合には治療が必要となります。

 

自覚症状が出にくい病気なので、専門医の検査が必要です。

 

甲状腺機能低下症の治療方法は、体で分泌できない分の甲状腺ホルモンを薬で補うことです。

もちろん専門医の診断によって適正な服用量を守ることが大事です。

 

日常生活や食事

病状によっては、ある程度の安静が必要で、まれに他の臓器に影響がでているような場合は、入院して治療する必要があります。

適量の薬を服用して甲状腺ホルモン濃度が正常ならば、日常生活上での制限は何もありません。

食事で特別な食事制限も不要です。

甲状腺機能低下症の人は、甲状腺ホルモン薬の服用を中止すると、機能低下の状態に逆戻りしてしまうため、甲状腺ホルモン薬は続ける必要があります。

おかしいな?と感じたら専門医の診断を受けてみましょう。

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