舌ガンと口内炎の違い。初期発見が治療のポイント

日本人の死因第1位をずっと維持しているガン。

口の中にできるガンの中で半分以上は「舌癌(ぜつがん)という舌に出来るガンです。

口の中に出来るガンを口腔癌といい、ガン全体の中で約2%程度と少ないのですが、日本で年間7000人と増加傾向にあります。

そして、30年前と比べると、患者数が約3倍と大幅に増加していて、今後も今の1.5倍程度まで増加することが予想されています。

舌癌になる人の特徴

舌癌患者の男女比は2:1で、男性が多いそうです。

年齢層は50歳代~70歳代に多いようですが、20歳前後の世代にも見られます。

地域的には、九州や沖縄など南方面が多い。

海外では、東南アジアが多く、インドが発生数第一位。

これは刺激の多い食べ物を多く摂取する傾向が強い地域と重なります。

舌癌の症状

どんなガンでも早期発見早期治療が大事ですが、舌癌は、早期発見すれば80%~90%完治すると言われています。

しかし、初期の舌癌は、自覚症状としてわかりやすい大きな症状の変化がありません。

そこが難しいところのようですね。

発生部位は舌の両側部が約9割で、圧倒的に多い。

ただし、下の先端などに起こる場合も少ないながらもあります。

初期症状

舌の表面がザラザラしたり、白い斑点のようなものができ、あまり痛みはありません。

症状が進むと、徐々に痛みを感じるようになり、食べ物がしみたりします。

口内炎と勘違いをして、そのうちに治るだろう思って放置してしまうと、粘膜がただれ、潰瘍が舌にでき、なかなか治りません。

このとき、口内での出血や口臭を伴うこともあります。

さらに進行すると、ザクロのような潰瘍となって、周辺に硬いしこりができます。

そして、腫瘍部分が広がると、耳が痛くなったり、話しづらくなるようです。

舌癌になる原因

舌癌の原因として主に2種類があります。

1つは、刺激物によるもの

舌癌の最も大きな原因は、たばこ、アルコール、香辛料などの刺激物と言われています。

とくに喫煙と飲酒が危険因子となります。

他にも、香辛料など刺激の強い食べ物が原因となることがあります。

激辛好きの人などは気をつけてくださいね。

 

2つ目は、口腔内の環境による原因

歯並びが悪かったり、歯が内側に傾いている場合、常に舌の同じ部分に歯が当たり、慢性的に刺激をすることが原因となる場合があります。

同じ理由で、義歯の金具が舌の同じ部分に当たることも同様です。

歯磨き不足、歯周病、舌苔などで細菌が増え口腔が酸性になっていることも発癌リスクを高めます。

また、最近の研究では、マウスウオッシュなどの「洗口剤」が舌がんの危険因子だと発表されています。

口腔内を清潔に保つために使用している方も多いと思いますので、意外でした。

舌癌のステージ

ステージ 腫瘍の多きさ リンパ節への転移
ステージ1 2㎝以下 なし
ステージ2 2㎝~4cm なし
ステージ3 4cmを超える 3cm以下の転移あり

ステージ4は、ステージ3を超えて、ガンが口の周囲や上顎にまで広がっている状態です。

ステージ2までが早期ガンと言われています。

また、早期の舌癌でも、血液とリンパの流れがよい状態であると、首のリンパ節にがんが転移してしまい、急激に進行する場合もあります。

舌癌の治療方法

他のガンと同様に手術、放射線療法、化学療法を組み合わせて行います。

初期の小さガンであれば、舌の部分切除術で、ガンのできた小さな部分だけを切除し、その後の食生活や味覚等も障害は極めて限定的です。

また、早期の舌がんの手術治療は30分~40分ほどで終わる簡単なものですが、転移してしまった場合は2度目の手術が必要になります。

進行ガンの場合、舌全摘手術により舌をすべて取り除くこともあります。

発声障害や、食べ物を飲み込む力が衰えて食事への影響も大きくなりますが、味覚を感じることはできるようです。

口内炎との違い

初期段階では口内炎がひどくなったと勘違いをしがちです。

口内炎と舌癌との違いについて理解しておきましょう。

舌癌

引用:biiki.ueb-a.com

口内炎

引用:ha-kyokasho.combiiki.ueb-a.com

3週間以上治らない

口内炎は、かなり痛みがあっても、1~2週間。長くとも3週間程度で完治しますし、時間の経過と共に改善していきます。

舌癌の場合、時間が経過しても状態が改しません。

3週間たっても口内炎が治らないようならば専門医に相談してください。

潰瘍の形状

口内炎は赤く縁どられた円形の白い潰瘍ですが、舌癌は縁がギザギザしていて、境目がはっきりせず、いびつな形をしている。

しこり

口内炎は潰瘍の周辺が赤くなるのに対し、舌癌は、潰瘍が硬いしこりとなる。

痛み

口内炎は、痛みを強く感じることが多く、舌癌は初期には自覚症状が殆どなく、痛みも軽い。痛みがでた時は、全体的ではなく、部分的に感じるのも特徴。

口内炎を早く治す方法

舌癌でなければひと安心。

でも、口内炎も早く治したいですね。

早く治す方法として一般的なのは、

  • 歯ブラシやデンタルフロスで口の中を清潔にする
  • ガーゼにケナログを塗り口内炎をカバーする
  • サプリメントでビタミンB2、Cを補う
  • 休養、睡眠をとることが重要
  • 痛くて食事が取れない場合は高カロリーゼリーを飲む

実は私は口内炎ができやすい体質で、ちょっと体調が悪くなったり風邪をひく前兆として口内炎が出来てしまいます。

子どものころから長年、口内炎と闘ってきた私のおススメはこの3つ!

口内炎といえば定番「ケナログ」

定番中の定番で、とりあえず「ケナログ」を試しましょう。

しかし、体質にもよるのでしょうが、私にはちょっと大きくてひどい口内炎だと効きません。

ビタミン補給には「チョコラBB」が効きます

大きくなってしまった口内炎には、即効性はないのですが、小さな口内炎が出来たらすぐに飲むと大きくならずに治ることが多いです。

私のお気に入り!「口内炎パッチ」

痛みがひどくて、食事をしても痛い。
もっとひどくなると何もしないでも痛みを感じるくらいの口内炎のときにはこれ!

傷口の上からペタっと貼るので、食事をしてもまったく痛みません。
間違って飲み込んでしまっても安全です。

つらい口内炎にお困りの方は是非お試しください!


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