水筒にスポーツドリンクは危険!安全な水筒はこれだ!銅が溶け出す

2017年10月15日

運動をした後に水筒で水分補給した子供たちが、次々と腹痛や吐き気などの体調不良を訴え始めた。。。

原因は水筒の中にあった、粉末を溶かすタイプのスポーツドリンクに、ある物質が溶け出したそうです。

もうすぐ夏本番が来ると、暑い夏が続き、「水分補給」が大事なってきます。

最近では「マイ水筒」を持参して、いつでも水分補給が出来るようにしている方も多くなってきましたね。

出典:zojirushi.co.jp

お子さんに水筒を持たせているお母様方も多いと思いますが、実はその水筒が原因で食中毒になるケースが増えているというのです!

詳しく調べてみました。

原因は水筒内部の銅

冒頭の例は2008年2月 東京都で、児童6人が粉末を水で溶かすタイプのスポーツドリンクを水筒にいれて飲んだところ、頭痛や吐き気を訴えたものです。

その後の保健所の調べでは、水筒内のスポーツドリンクから、高濃度の銅が検出されたそうです。

 

スポーツドリンクは、酸性度の高い飲み物です。

そして、金属製の水筒で、スポーツドリンクのような酸性度の高い飲み物を長時間保管すると、容器内部の傷から銅が溶けだし、吐き気や下痢などの中毒症状を起こす可能性があるといわれます。

実際に、このようなケースでの中毒症状が何件か報告されているそうです。

ちなみに、銅などの金属成分が溶け出していると、味が変わります。

ちょっと味が変だな?と思ったら、金属成分の溶けだしを疑いましょう。

 

水筒内部の破損に注意

もちろん、水筒の表面に銅があるわけではありません。

通常では、飲み物が直接触れないはずの保温構造部分に銅が使用されていて、水筒内部に破損などによって傷がついていた場合に、その傷から銅が溶けだしたとみられています。

 

私たちの身の回りには、アルミニウムや銅、鉄など、様々な金属で作られた容器や調理器具があります。

これらの容器や調理器具では、酸性の食品に接触すると金属が溶け出すことがあります。

通常、短時間では、溶け出す金属の量はごく微量ですので、健康に害が及ぶようなことはありません。

メーカー側でも、容器や調理器具の内側をコーティングして、金属と食品が直接接触しないようするなどの工夫が施されています。

しかし、飲料や食品に直接触れる部分に傷があると、そこから金属成分が溶け出してしまう可能性があるのです。

 

水筒を洗うときに注意

長期間使用して汚れが目立ってきた水筒を、金属タワシや、研磨剤入りのクレンザーなどでこすって洗うと、見違えるほどきれいになります。

気持ちいいくらいに綺麗になって満足!

しかし、これも要注意!

気づかないうちに水筒内部が傷ついている可能性があります。

そこから、金属成分が溶け出すということもありえるそうです。

しばらく飲料を入れたまま放置して、汚れがひどくなってしまわないように、使ったらすぐに柔らかいスポンジ等で洗うことを心がけましょう。

 

長時間の保管に注意

内部に破損はないし、そんなに古い水筒ではないので、洗った傷が出来ていることない。

これならば安心?

いえいえ、水筒には問題がなくても、その使い方を誤ると同じように中毒症状を起こすことがあるのです。

傷がついていない水筒などでも、長時間にわたって、酸性の強い飲料や食品を保管することは避けるように、使用上の注意に記載されていることが多いです。

酸性の物質はものを溶かす作用があるので、長時間に渡って保管をしていると、やはり金属成分が食品や飲み物中に溶け出してしまう可能性があるそうです。

 

対策1・飲み物を選びましょう

対策として考えられるのは、

銅が溶けださないような飲み物を入れる

水筒内の銅が溶けだすのは、酸性の飲料が水筒の表面を溶かすからです。

飲料に使われる酸性の物質として代表的なものは、

炭酸、乳酸、ビタミンC、クエン酸

などです。

それらを含んだ飲料としては、

スポーツドリンク、乳酸菌飲料、炭酸飲料、果汁飲料

ある程度の時間、保管しておく必要がある場合は、これらの飲料は避けましょう。

具体的には、ミネラルウォーター、お茶などが適しています。

 

対策2・スポーツドリンク対応の水筒

ただ、どうしても夏場にスポーツをする場合は、ミネラル補給の意味もあって、スポーツドリンクが欲しい場合もあります。

その場合は、ペットボトルのままで飲めば問題ないのですが、暑い日は、氷を入れて冷たくして飲みたいですよね。

また、ペットボトルを繰り返し使用することを前提に作られていません。

細菌の繁殖や、発がん性物質の危険性もいわれているので、飲みきったら捨てるのが原則です。

 

それならば、プラスチック製の水筒はどうでしょうか?

金属製ではないので銅が溶け出す危険性はありません。

しかし、ポリカーボネードという素材が、前立腺がんを引き起こす可能性があるという説があります。

まだ、研究中で医学的に証明された説ではないようですが、あえて危険性のあるものを選ぶ必要はないでしょう。

 

そこで、現在はステンレススチール製で「スポーツドリンク対応」と銘打った水筒が販売されています。

スポーツドリンク用のステンレスボトルを販売している大手3社(象印、タイガー、サーモス)を比較したところ。

ホームページでスポーツドリンクに対する具体的な安全策をうたっているのは象印だけです。

そして、ボトルの蓋を開けて、中をのぞくと、一目でわかるのですが、内面をコーティングしているのは象印だけで、残り2社の製品はステンレスのままです。

したがって、おススメは、


ボトル容量は、1.03Lの他にも、0.52L、0.82L、1.55L、2.06Lもあります。

 

しかし、どんなに優れた商品でも、長期間使用していれば、傷がつくことを100%避けることはできません。

ある程度の期間で定期的に新しい水筒に買い替えるのが最も安全です。

 

まとめ

水筒に金属成分が溶け出して中毒にならないためには

1.スポーツドリンク、乳酸菌飲料、炭酸飲料、果汁飲料は入れない

2.水筒内部の傷に注意して、洗う時も強くこすらない

3.長時間保管をしない

4.定期的に新しい水筒に買い替える


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